型番 | IBM ThinkPad365X 2625-BJ9 |
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構築時期 | 2002年3月 |
CPU | Pentium150MHz |
メモリ | 72MB |
HDD | 1.6GB |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 12.1インチTFT液晶(600×800) |
OS | Windows98SP1 |
その他 |
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ノートパソコンの弥生だ。普通に考えれば一番金がかかるにもかかわらず、私の環境ではもっとも世代交代が激しいという不思議なカテゴリーだ。
それだけよく壊すってことでしょ。いっつも持ち歩いてるんだし。
「壊れた」なら過去2件あるが、「壊した」のは一つもないぞ。ちなみに、先代の弥生がその2件目だ。突然お亡くなりになられたんだが、保証期間内だったので同型番のマシンと交換してもらった。
まぁスペックから考えて中古なんだろうけど、都合よく同型番のストックがあるモンなのね。しっかし、今のこのご時世、よくこんな低スペックのマシンを使ってられるわね。
低いスペックを効率よく使うため、余分な機能は極力省いた構成にしてある。起動直後の空きリソース、実に98%。
マテや。すっぴんのWindows98でも、空きリソースは80%ちょいでしょうが。どういうイカサマしたらそんなに空くのよ。
そこはそれ、長年の研究の成果というヤツだ。いらない機能をひたすら省いていったらこうなった。
あ、もしかして「山本式風水チューン」でしょ。レジストリもいじらないのに、空きリソースががっぽり空くっていうヤツ。
いや、完全オリジナル。結果的に山本式風水チューンと同等になったが、もう少し突っ込んでチューニングしている。Windowsの設定だけでリソースを96%まで空けることに成功したぞ。
それでも十分すごいと思うけど、残りの2%は?
TweekUIを使った。やっぱり不要なものを切っていったらこういう結果になった。実はまだ実験中の段階で、リソースを空ける余地はまだいくつか残っている。この辺を詰めれば、最終的に99%まで空くかもしれない。
なんか、DOSの頃のメモリ空けみたいな状況になってきたわね。
ノリとしてはよく似てるな。もう少し細かい数字まで弾いてくれると便利なんだが、そこは贅沢というものかもしれん。
で、それだけのチューニングを施したこのマシンは、どの程度の性能なの?
特にベンチマークはとっていないんだが、PowerPoint2000がサクサク動いたところをみると、並のPentiumIIマシンより速いかもしれん。少なくとも、エディタを使っていて私のタイプについてこれないということはない。
あんたのタイプ速度だと、飛鳥でもたまに引っかかるのよね。そう考えると、結構すごいことかも。
しかし払った犠牲は大きい。完全に電車通学中の使用を前提としたチューニングだから、腰を落ち着けて使おうと思うと何かと不満が出てくる。音は出ないし、エディタとブラウザ、MS-Officeぐらいしかインストールしてない。他には辞書とPerlの開発環境かな? 「アクセサリ」には「ゲーム」すら入ってないぞ。
あからさまなビジネス環境ってカンジね。これ以上硬派な構成、考えにくいんじゃないの?
私もそう思う。しかし、使う状況を限定して本当に必要なものを厳選した結果だ。低スペックのマシンをストレスなく使うことを考えると、これが自然な形だろうと思う。せめてHDDに余裕があれば、いろいろと遊べるんだが。
たとえば?
百科事典などをインストールしておきたい。当然、CDはイメージ化してだ。様々な状況で使うマシンだけに、調べものはすぐにできる状況を作りたい。
さらに硬派になる気がするんだけど。