第惨3回名古屋オフレポ
まえがき
えー。参加者の皆さんお疲れ様でした。参加できなかった皆さん残念でした。本年も
無事名古屋オフは終了し、参加者は肉体・精神・社会的にダメージを受けたかと思われます。いつまでもオフ会気分が抜けきらず、皆様の表の顔に影響を与えぬようお祈りしております(謎)
というわけで、今回もオフレポを執筆させていただきました。まあご笑覧いただければ幸いかと。
29日
オフ会の準備を始めたのは29日の午後。出立4時間前。
てけとーにボストンバッグなどに衣類を詰めて身支度が整えば次は資金調達。つい先日バイトを辞めたので無収入者ではありますが、とりあえず30kほど実弾を補給。その後今回の旅の相棒であるスズキアルト”Alia”を整備に出す…給油とキャブレーター・オイル交換ですでに10kが飛ぶ(砕)
出立直前にチャット入り。他の参加者と2,3申し送りをして出撃。
今回はフェリーを使い軽自動車で名古屋に向かう。松山観光港から大阪南港という航路で、その後は西名阪・名阪国道・23号線を進軍する予定である。出航時刻を25分超過してからようやく船に乗りこむ。流石万年倒産株の
関西汽船だけの事はある。
その日は先日購入した「波の上の魔術師」を読み終えて就寝。
30日
朝。神戸港を背景に朝風呂。この時間帯は使う人もなく船中の風呂は貸し切り状態。
南港着まで二度寝してから下船し、一路同乗者のしんさん・looseleafさん・misuzuさんの待つ集合場所へ…予定通り10kmほど迷走する。やがてなんとか合流し、西名阪へ向かう。しんさんとmisuzuさんは寝てないらしく開始早々グロッキー。
特にこれといって事件は起きなかったものの、車中でしんさんは物騒な言葉を連発(爆)。23号線で四日市から名古屋市に到る途中、「ギロチン制作 鬼頭工業」なる工場を発見。カタギの人とは違う解釈をする自分としては、即座に極めて物騒な映像が脳裏をよぎる。やがて渋滞が発生し、しんさんは危険単語をマシンガンのように放つ。すでにバックファイアの影響を受けているようだ。
宿につく。門の処にlanceさん。しかし宿の前は一方通行。しかたなくぐるぐると迂回する。lanceさんが門の前に立っていたのでとりあえず轢いてみようとするがよけられてしまった。荷物を下ろしチェックイン。会計は前日早期で入る自分が変わりに行う。宿泊者名を書いてくれと言われるがHNで呼び合う中なので知るわけもなし(砕)。しかしなぜかPIPさんの名が記されてあり「嗚呼、月天連行か」と思いを馳せる。
チェックイン後、次は港湾会館へと向かい会議室の会計をする。皆、腹が減っていたので港湾会館で密かに入手した近辺のパンフレットを使い、あきらかにデートスポットであろうショッピングモール「Zexy West/East」に侵入。野郎だらけでの移動のため、時折カップルから異様な視線を受けるが些細な事である。
West。looseleafさんが手洗いにいっている間、我々はまったく気づかずに進撃しドールショップでペンギンだのカエルだののぬいぐるみを物色。looseleafさんがいない事に気がついても皆積極的に探さない(爆)。
とりあえず1Fのスナックコーナーではこれといって食指の動く物もなく2Fへ。シーフードレストランのショーウインドウを覗くとワニやらロブスターやらが食えるようであったが、初日から飛ばすのもなんなので見を打つ。同フロアにあるキャラグッツの店でジブリのアイテムを見つけるも、散々悩んでこれもパス。
結局Eastの1Fにある喫茶店で食事。この日は夕食を親戚と取る約束だったので軽いものにしようと思い、「チャレンジ○○」と銘打たれた大きそうなパフェをしんさんと1つずつ選択。ちっともチャレンジという大きさではなく「こんなもの準備運動にもなりゃしねえ」と二人で軽くのす。それでもlooseleafさんの信じられないといった目線を受ける。
宿に戻ると十神さんが到着されたようでそれと入れ替わりに自分は親戚づきあいの為に離脱。
帰ってくるとほどよくNOVAのアクト終了らしく皆さんとコンビニへ買い出し。その後PIPさんに連絡をつけると0時ごろ名古屋についたらしい。残念ながらすでに交通機関も宿も眠っているので、その後の時間潰しをほんの少しだけ案じつつ寝る。
31日前編
朝4時。喉が痛くなるからと寝る前に冷房を切っておいたのでちと暑く起きる。
隣に「暑い暑い」という下着一枚のlanceさん。
堂々たる行動である(爆)
7時ごろにしんさんの襲撃を受け皆が起きる。その時急に「伊勢神宮に行かねば」という強迫観念に駆られ、皆さんとは別行動を取る事に。別に日本最高峰の巫女さんを見に行ったわけじゃないです…挽歌の資料の為に…ええ、そうですとも(遠い目)。現物の伊勢神宮は圧倒的存在感で「流石アマテラスを祭るところだわい」と素直に畏怖する。
社務所でいろいろと受け出して、さて辞去しようかというとき、神宮庁舎に繋がる道から巫女見習いだろうとおぼしき制服の少女を発見。凛とした表情と所作は近年稀に見る乙女だわいと思っていると、彼女は鳥居をくぐり抜け、くるりと振りかえって本殿のある方向に一礼して去った。彼女にとっては強制された日常の所作であったとしても、伊勢が非日常の場所である自分にとって、それは格別美しい行為に見えた。
さて、神宮を抜けると門前町ともいえる「おかげ横丁」で銘菓赤福を食い、月天にいかない人の為に1箱買い求める。おかげ横丁は江戸末期から明治期の雰囲気を模した具合のよい観光施設である。ひなびた木造の建築物や、モダンな洋風建築に趣向を凝らしたみやげ物が置いてある。雨上がりの夏の暑さに喉が乾いたため通りの酒屋で冷やし甘酒を一杯。
せっかく伊勢に来たのだからと周囲を散策して神道関係の博物館などを巡る。と、しんさんから電話が入って「いつ帰ってくるのさ」と催促。気がつけば出立予定時刻を4時間ほど割りこんだ午後3時半。名古屋オフ開始時間は2時(砕)
愛車のaliaに無理してもらって伊勢道・東名阪・伊勢湾自動車道を乗り継ぎ、月天出発時刻の5時に間に合わせる。行きに3時間かけて帰りは1時間半とはこれいかに。おかげ横丁で手に入れた赤福を手渡して月天に出立。
30日後編
雨。半端ではない豪雨である。まるで月天に向かわせないようにするための天変地異である。
だがしかし、我々の
煩悩信念は変わらない。傘を借りて進軍である。
我々は雨にも負けず風にも負けず月天を目指し、そして到達した。
けばけばしい佇まい。「喰」と染め抜かれた暖簾。「千と千尋の神隠し」を彷彿とさせる。
狭く急な階段を降り、扉を開けるとそこは退廃した神社風世界。清澄で荘厳な神宮とは正反対。だがしかし、ここにはアウトロゥどもを轢きつける巫女がいて、そしてその「カンバン」の裏には優れた美食と美酒がある。ここは現代の信仰の対象としては、充分なものである。ここでは萌えかつ食い、食いかつ酔うというのが最上のマナーである。
席についた我々の視線は、真っ先にある人物へと注がれた。
「じゃあ、忘レナ草(カクテルの名称)4つー」
それを聞いた人物は泣き、やがて酔い、絡み、「皿うどんは太麺」「社長、その酒をよこせ」「マオはお冷でも酔うニョロ」などとわめき、そして彼は偉大なるシャーマンとして我々の前にいかんなくその実力を発揮した。もはやその所業は筆舌に尽くしがたく、またその場にいた者にしか彼の神通力は窺い知る事はできないため、これ以上は述べない事とする。
その後、PIPさんが「カラオケー!いかないならここで赤ペラする−」というので移動。移動中、挽歌について熱く語り合う。こちらがGMとして今後の身の振り方などを提案すると、大層夢が膨らんだようで、俄然ハイテンションになる。カラオケでは、異様な空気に包まれたまま狂気の宴が行われた(w
帰営後はPIPさん、ALLAさん、guichengさんと歓談して、予選会場に見物に行く。ほとんど仕合が進んでいなかったのでセッティングを仕切り、ガンガン進行させる。0時ごろに終わったため、皆それぞれ部屋に帰って就寝。
31日
オフ最終日。8時間ほど寝るがまったく体力は回復していない。名古屋大会の二回戦進出者を港湾会館へ移動させて、ALLAさん・十神さんと宿を引き払うための後始末をする。20人弱の参加者数だけあって尋常でないゴミの山が生まれてしまった。しかしまあ、何事もなく宿を辞去する。車を港湾会館側の駐車場に入れ、会議室へと向かう。
サルファさんからグアバジュースを戴く。喉の奥に絡みつくありがた迷惑な甘さが心地よい。名古屋大会には参加しなかったので、敗退組の人と歓談し、よくわからないうちにガープス老人をプレイ。キャラクターは「昭和のカゼ」を名乗る東平蔵(自動二輪13、性的魅力13、剣12、格闘13)。開始直後サルファさんが死亡、その後PIPさんが脱落し、架藍さん、ALLAさんとの高能力値者同士で三つ巴。最後はALLAさんと阪神高速で激闘を繰り広げ、ダメージ11Dを振り合う。
そうこうしているうちに名古屋大会が終了する。こちらの目論見通り午前中に終わったのだが、そのままNOVAに雪崩れこむので、誰一人自由行動にはしろうとはしない(爆)。自分は根がクロマク
なので、いきなりクライアントを裏切るなんてNOVAっぽい事はできませんでした。よってアクト崩壊。うーむ、やはりできるだけ深読みするのは避ける事にしよう。その場の俺カッコイイが大事だなと実感。
結局会議室の使用時間ギリギリまで居座り、外で集合写真を撮る。そこで解散。
名古屋オフ終了以降
本来ならばその日の夜に出航するフェリーに乗る予定でしたが、乗りませんでした(爆)。残った方々と夕食を取りに名古屋駅へ向かう。空いている喫茶店に飛びこんで食事。武士道の話をいくつかして、面白そうな案が構築される。別のテーブルでは完全にNOVAに毒された人(2名)が熱く語っていた。多少、割高感の否めない食事をして、我々大阪組は帰路につく。
快調に車は進み…そして名阪国道のある亀山市を通過(砕)、慌てて引き返してそれに乗ったものの、次に襲いかかってきたのは猛烈な眠気。他の方が全員寝ているので孤立無援で必死に耐え、なんとか西名阪との連結点である天理を通過、香芝SAでラーメンとカレーがセットになっているという、まさに男の食い物的な定食を食う。このとき、午前0時を回っていた。
「家の場所がわからない」
あまりにも衝撃的な言葉が、looseleafさんの口から出たのは、阪神高速東大阪ICを降りたときの事であった。我々の疲労はすでに限界を超え、敗走を続ける日本軍の如き精神状態である。東大阪市から大東市まで、僅かな距離にもかかわらず迷走し、途中道路を逆走してダンプと正面衝突しそうになり、もはや死すら達観して受け入れそうになりながらも、looseleafさんを送り届ける。家の近くには寝屋川があったのに…これってすごいヒントなんですけど…どうして知らないのさ(泣)
突発池田オフ
「美鈴ちゃーん、今夜は帰りたくない〜」
「しょうがないなあ、みかげちゃんは〜」
looselafさんが無事虎口から逃れた後、我々はすでにキャラクターとプレイヤーの区別がつかなくなっていった。いわゆるゲシュタルト崩壊というやつである。しんさんの家で仮眠を取ろうと目論んでいた自分にとってはまさに一大事であったが、決まった事はしょうがない。車を流し、misuzuさんの同級生に連絡をとって、一夜の宿を借り受ける事になった。わずか15kmを進むのにかかった時間は3時間。疲労とは、かくも人間の能力を損耗させるものなのかと実感。
しかしそれにもまして、運転手をその枠型に押しこめたのは、同乗者の乱れッぷりである。これについては、わたしもまだ命が惜しいので詳細なコメントは差し控えさせて頂きたい。そうこうしているうちに無事到着し、早々に皆倒れこむ。翌日は昼過ぎまで寝て、まだお休みになっているしんさん和泉クンはそのままに、misuzuさん美鈴ちゃんとお買い物にいく。お昼ご飯の材料と、宿主へのせめてもの返礼にと掃除道具を買い、それから国立大阪大学へ見学に行く。ぶらぶらと見学した後、自分たちは学食で昼食を取り帰路につく。
帰ってみるとしんさん和泉クンが起きていた。それと入れ違いにmisuzuさん美鈴ちゃんがダウン。結局自分は残っていた洗いものを片付けて、キッチン・バス・トイレのお掃除。そしてまだご飯を食べていないしんさん和泉クンに、サニーレタスと胡瓜と鶏肉の山葵醤油ドレッシングサラダを食わせる。「野菜が美味しい」という言葉を初めて聞き出した(w
宿主さんは4時過ぎまでテストだったので、留守番がてら居座る。misuzuさん美鈴ちゃんはスタイル:マネキンっぷりを発揮していたので、こちらもそれに付き合う。PCを介しないキャラチャと化す。気分は神田川(謎)
宿主が帰ってきて「おなかすいたー」というので、再び厨房に立つ。残っていた鶏肉とご飯で中華おかゆを作る。misuzuさん美鈴ちゃんがもの欲しそうな態度をするので、一口食べさせてあげる。それからのたくたと時間が過ぎ、6時ごろに引き払い、しんさんと別れる。
そして広島オフ
愛車のaliaは、その後山陽自動車道をひた走っていた。神戸から広島まで約3時間の行程である。途中、セトのPLである鈴白美亜(いや、むしろ武士道の…)さんに連絡をいれ「泊めてくれるとうれしいな」とmisuzuさんが交渉。自分のアパートがあるのに関わらず。…快諾を得たので、ボロボロの状態で西条ICで降り、美亜さんと再会の後、広島オフで猛威を振るった「けいすけや」へと向かう。
山と盛られたモヤシとキャベツが、我々を温かく迎えてくれた。閉店間際のけいすけやでは、大盛りは自動的に特盛となる。具材と米の比率が2:1となったもやしいため丼と「食べるのにスタミナのいる」スタミナ丼を食う。そして今日はもう一品…「手羽ぎょうざ」なるものを注文。見た目は普通の手羽先なのだが…(以下自主規制)…ただ確実にいえる事は、「主はなぜこのようなものを生み出されたのか、その意義を問いたい」ということでありました。
けいすけやから帰り、4時を回ったあたりで就寝。12時ごろに起床し、美亜さんにたらいうどんを作ってもらう。しかし食べたりなかったため、misuzuさんと激安スーパー万惣へと買出し。何を思ったのか、牛肉の塊と馬鈴薯、フランスパンを買って帰りドイツ人的な食事をする。
その後少女革命ウテナを身ながら、武神に出そうと目論む超ステキキャラのデータを組み、知らない間に話がムチャクチャ広がっていた。どうもそこでは、うちのヴィマルとステキキャラが世界を革命する力を持ってるらしい。悪乗りしたのでこのままこの企画は広げてみるつもり。気になる方は連絡を。
3時を回ったあたりで帰宅の途につく。疲労困憊、5日は面接なのに…(爆)
まとめ
というわけで、難波霞月のオフ会はこんな感じでありました。就職さえ決まってしまえば時間があるので、九州や山梨、東京、東北なんかにも行ってみたいものです。おそらく、今回のような事になるのでしょうが(爆)