――今が悪夢のままならまだよかったの
本当に怖いのは 夢さえ見る事を許されない残酷な現実
”ブルーベリー”
それはニューロエイジでもっともH◎TでC●●Lなシンガーの一人。
麗しき歌姫の周りに立ち込める暗雲。
打ち払い、彼女の歌声を、あの空へ、届ける事が出来るのか…
同じ人物が発した相反する依頼。
密かに活動を始めたR&R。
落し物というにはあまりに奇妙な代物。
裏の見えない冗談が連なり、いとも容易く人が死ぬ。
利口にJOKERを押し付けて上がる?
それともGAMEをひっくり返す?
まずは対面のPOKER FACEを剥っぺがせ!
(BGM:days)
「だいじなものだったの。なくしちゃいけないもの……」
発端は、盗まれた1枚のホロアート。
なくしたものを探して女はさ迷う。それが何かもわからずに。
「おいおい、邪魔をしないでくれたまえ」
呼び起こされる、あの日の記憶。出会いと別れと、炎の思い出。
「貴様らの思い通りにはさせん!」
解けないリドルが解かれる時、真実の言葉が溢れ出す。
「あかい…ほし…」
また会おう――――――
星降るこの通りで――――――
N◎VAに姿を現した赤い頭のテロリスト達。
かつての面影を宿した「消失したはずの男」
企業ネクサスの裏を静かに走る謎の足跡。
雨という重い幔幕の下で物語は進む。
最後の一矢を待ちながら。
「ここまでだ。ここまでだよヒーロー。真実はここで消失する」
半年前に起こった殺人事件。
ふたりの女性が殺され、ひとりの男が捕まった。
何の変哲もない事件のように見えた。だが――。
“VOID”、消失の名を持った犯罪者グループ。
彼らは真実を隠蔽し、抹消し、新たな真実を書き上げる。
半年前の事件の犯人にされてしまった男の死刑執行が近付き、事件は終焉を迎えようとする。
「それでも世界は気にしないさ。
誰も真実なんて必要としちゃいない」
だが、消しきれぬ思いが、果たされなかった約束が、運命の輪を動かし、舞台の幕を上げる。
そして消え去った真実が蘇る――消失点(Void)の底から。
トーキョーN◎VAフェイトSSS“VOID CRASH”。
「フェイトは職業じゃない――、生き方だ」