さて、年末の年賀状商戦に向けて各社ともプリンタの発表を終え、店頭にも商品が出回る時期になってきた。
もうそんな次期なんだ。早いもんよね。
年賀状の発売が11月からだから、それまでに市場に浸透させたいんだろうな。しかし、これは近年の特徴かもしれんが、年賀状を前面に押し出すような販促はしていないようだ。
そうなの? EPSONなんかは年賀常用のPOPを出してたけど。
年賀状「にも」使える、といった印象だな。メインはあくまでもプリンタ本体の性能で勝負している感がある。
なるほど、そういう見方もあるわね。でも、時期が早すぎるだけってことはないかしら?
そうかもしれんな。
実際のところはあとからわかるってことで。さて、本題の方は?
忘れかけていた。EPSONから印字サンプルが届いたので、それを見た感想を述べさせてもらおう。
プリンタのレビューとは珍しいわね。
「一応」PC関連のサイトだからな。たまにはこういったネタもいいだろう。
でも、実際にプリンタを使ったわけじゃないのよね。単に印字サンプルを見た感想ってだけで。
勝手に展示品を使うだけの権限がないんでな。それでも、プリンタを選ぶ際の参考程度にはなるだろう。
なればいいけどね。で、機種は?
EPSONのフラッグシップモデル「PM-950C」だ。プリンタの上半分を覆うスモークブラックのカバーが特徴的で、スキャナのフラッグシップモデル「GT-9700F」に合わせたデザインにしたそうだ。
まるでエクレアみたいな外見ね。今までのEPSONとはえらい違いだわ。
斬新なデザインもさることながら、最大2880dpiの解像度が最大の特徴だ。しかし、今までの1440dpiと見分けがつかない(爆)
をい。意味ないじゃないのよ。
いや、グラデーションは非常にきれいだぞ。実に自然な仕上がりだ。しかし、1440dpiのサンプルと並べないと違いがわからないんだ。商売柄、色の見切りについては自信があるんだが、シャッフルしたらどっちが2880dpiか当てる自信はない。
そういえばあんた、光学測定が専門の化学屋だったわね。誰も覚えてくれてないと思うけど。
やかましい。つーことで、すでに行き着くとこまでいっているという感があるので、画質でPC-950Cを選ぶのはどうかと思う、というのが私の結論だ。CD-Rのレーベル印刷だったら一つ下のPM-890Cでもできるので、コストパフォーマンスでいえばこちらの方が有利かな、と思う。
出力結果が似たようなもんなら、ムリに高級機買う必要もないもんね。