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おせち料理-意外な真実? (2002/01/03)

葉月

皆様、こんばんわ。これでこの「雑記」は3日連続の更新となります。とはいえ昨日の分は今日の朝に掲載したので、かなり怪しい感じがしますが。まぁなんにせよ、三日坊主にも劣るような所行は回避できたようで何よりです。

guicheng

おかげでこっちはえらい迷惑だわ(泣)

葉月

さて、昨日、一昨日は管理人が疲労でくたばっていたので、あたしがメインとなってご案内差し上げました。そしたらこれがご好評いただけたようで、しばらくは続投ということになりました。ご贔屓いただき、ありがとうございます。

guicheng

そして私はさらに虐げられる(泣)

葉月

現在は試験的な扱いですが、これからもご好評いただけるようでしたら、このままあたしが「雑記」のコーナーを担当させていただくことになります。ということはテキスト量が増え、お伝えできる情報も増えるのではないかなと思います。

guicheng

ということは私が地獄を見るわけだ(泣)

葉月

さて今日は正月三が日最終日ということで、おせち料理について調べてみました。おせち料理っていったらお正月の定番ですし、そのためだけに作る料理といっても過言ではないですよね。でも、いつからこんな風習ができたのかとか不思議に思ったわけです。

guicheng

こーゆーネタは正月前にやるもんだと思うぞ。

葉月

最初は百科事典とかひっくり返して調べようとか思ったんですけど、今やインターネットの時代ですからね。「おせち料理」で検索かけてみることにしました。そしたら出るわ出るわ。量が半端ではなく多いので、ざっとまとめてみます。

guicheng

ま、予想どおりだわな。

葉月

日本にはいろんな節日があり、それぞれに特別な料理があるんですが、中でも元日に出される「元日の膳」はもっとも代表的ではないでしょうか。他には端午(たんご=五月五日)に出される「粽(ちまき)」なんてのも有名ですね。で、これらを「御節供(おせちく)」と呼びます。

guicheng

要は朝廷料理だな。

葉月

この御節供が縮まって「御節(おせち)」になり、主にお正月料理を指すようになります。この時期なんですが、意外にも第二次世界大戦後のことだそうです。なんでも、デパートがお正月料理の箱詰めを「おせち」と称して売り出したのが最初なんだそうで。

guicheng

販売戦略としては間違っていない。

葉月

ということで現在では「おせち料理=元日の膳」という図式で間違いないと思います。さて、おせち料理は新年を祝う料理ですので、名物や縁起の良いものが満載されます。子孫繁栄を願う「数の子」、喜ぶのに引っかけた「昆布巻き」などなど。いや、粋な洒落ですね。

guicheng

寒い駄洒落だ。

葉月

上記からだいたい予想つくかな、とか思いますけど、現在のおせち料理ができあがったのは江戸時代の後半になってからのようです。言ってみれば、おせち料理は江戸庶民文化の集大成ですね。

guicheng

思ったよりも新しいんだな。

葉月

ということで、おせち料理は日本の伝統食に間違いはないんですが、その歴史はわずかに200年あまり。意外にも新しい文化なんですね。そして、時を経るにつれて少しずつ変化しています。

guicheng

食文化の常だ。

葉月

たとえば「栗金団」は黄金色に輝く財宝にたとえていますが、現在の形になったのは明治時代になってからです。また、「蓬莢(ほうらい)」「食積(くいつみ)」と呼ばれていた庶民のお正月料理が「おせち料理」と名を変えたのは、先述の通り第二次世界大戦後のことです。

guicheng

よく考えてみると、激しい変化だな。

葉月

そして現在。なにやらおせち料理の基本形は五段重だとか。地方によっても異なりますが、上から順に祝肴、酢の物、焼き物、煮物、控えの重と重ねるそうです。いや、豪勢ですね。もっとも最近では、三段重が一般的らしいです。

guicheng

五段ってのはバブル期までだろ。

葉月

ってなわけで、今日はおせち料理についてお送りしました。調べてみて思ったんですが、意外な真実って結構あるんですね。ではこれにて。ちなみに明日のネタは・・・決まってません(爆)

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LastUpdate : January 3, 2002