皆様、こんばんわ。昨日、風邪をひかぬようと言ったばかりにもかかわらず、風邪ひいてひっくり返ってるバカがいます。頭痛に鼻水、喉が痛いと来ればもう確定ですね。栄養ドリンク飲んでおとなしくしてたらある程度収まったようですが。しかし薬飲んでさっさと寝た方がいいと思うんですけど、いかがでしょう?
やかましい。
さて、管理人は大正製薬のリポビタンDを愛飲しております。いつもならコンビニでリポDを一本ずつ買っているんですが、今回は薬局へ行ってエスエス製薬のエスカップをまとめ買いしてきました。薬はあまり変えない方がいいと思うんですけどね。
安かったから。
ということで、今日はエスカップとリポビタンDを中心に、ドリンク剤について調べてみました。ドリンク剤はコンビニやスーパーでも買うこともできるようになってか、今や各製薬会社の主力製品の一つに位置しています。
さすがに売上比率まではわからなかった。
今までは薬事法の関係でコンビニに医薬品を置くことはできませんでした。しかし1999年3月に薬事法が改正されたことにより、「医薬部外品」であればコンビニでもおけるようになったんです。これを受けて、ドリンク剤の多くが医薬品から医薬部外品に移りました。
今でも医薬品は、薬剤師や薬種商のいる「薬局薬店」でしか販売できない。
こうして流通経路が大きく変わったドリンク剤ですが、それと同時にイメージも変化します。それまで疲れたおじさんの飲み物だったものが、若者や女性もジュース感覚で買うようになったわけです。
熟帰りの小学生もよく飲むらしいぞ。
その一方で、メーカー側も必死になって販売戦略を展開しています。各製品に体力増強、滋養強壮などの特徴を持たそうと躍起になっているんです。これは法律によって使える薬効成分の量が制限されているため、効用に差が付けにくいという事情もあります。
たとえばタウリンなら、一本あたり2000mgまで。
さて、話をエスカップとリポDに戻しましょう。成分表を見てみると、どちらもよく似た調合になっていることがわかります。タウリン1000mg、無水カフェイン50mg、ニコチン酸アミド、ビタミンB1,B2,B6。ここまでは種類どころか容量まで一致していますね。
同じような効果を狙えば似たような組成になるわな。
さて、ここで気になるのが「タウリン」ですね。CMでも盛んにアピールされ、ほとんど全てのドリンク剤に入っている成分です。自然界ではイカやタコといった軟体動物に多く含まれています。
逆に、豚や牛といった畜肉には少ない。
タウリンの薬効はそれこそ多岐に渡りますが、二日酔いに対しても効果があるのはおもしろいですね。またコレステロール値を下げ、強心作用を持ちますから、成人病に対しても有効でしょう。
視力の低下も防ぐから、現代人にはもってこいだ。
さてよく似た成分を持つエスカップとリポDですが、唯一違う点は塩化カルニチンとイノシトールとそれぞれ含むか否かです。それぞれ食欲増進と神経安定という効果があります。これによって両ドリンク剤の性格が違う・・・と思いきや、そうでもないようです。
共に主成分ではないからかな?
言葉の使い方が微妙に違いますが、効果の方は共に「肉体疲労・食欲不振・病後の体力低下・発熱性消耗性疾患」だそうです。値段帯が同じだけあって、両者ともターゲットが一致していますね。
それも当然の帰結かもしれんな。
さて、味についてはリポDの方がかなり濃いように思います。エスカップは「フルーツのエッセンスをミックスしたさわやかな服用感」といっていますが、えらいえぐかったような。各サイトのレビューではおおむね好評なんですけど。
私は連発して飲みたいと思わなかった。
ただの慣れかもしれませんけどね。結局のところ、味やブランドの好みで選べばいいんでしょうか。まだ二本しか調べていないので結論を出すのは焦燥ですけれども。