というわけで。ノートパソコンが直ってきた。
おー、ぱちぱちぱち。で、何が原因だったの?
電源ボタンのコネクタがはずれてただけ。
………それくらい自分で直せよ。
全くだ。何かとすぐにものをバラす私としては汚名に近いな。
無造作にバラしてものを壊す、と。
やかましい。さて、このままでは腹の虫が治まらんので、Winodws98をチューニングすることにした。
へぇ? 今度はどんなチューニングするんだか。
目標だが、Windows98SP1+IE5.0SP2の環境にMS-Office97と一太郎、三四郎をつっこんで、空きリソース90%以上、HDD領域500MB以下、BIOS認識後の起動時間30秒以内を目指したい。
………。それって、かなり無茶っていわない?
なに、勝算はある。さて、まずは設定を固めよう。いらないものはすべて削る方針で行く。
方針に間違いはないと思うけど、どこからそんな自信がでてくるのか疑問ね。
まずはスタートアップの整理だな。JUSTのファイル検索ツールだのが入っているが、こんなもんいらん。つーか、スタートアップ項目は一つもいらんな。
ゴミばっかねぇ。まぁ、これは問題ないでしょう。
つぎ。画面のプロパティを調整しよう。表示色は256色、いっさいのアニメーションはカット。色もWindowsが標準で搭載しているものから選ぶ。
まぁ、ビジネスツールしか使わないノートだから、色数は問題ないか。軽さを求めるならイベントは無駄よね。
さらに、フォントを変更する。MS UIゴチックはトゥルータイプフォントだから展開に時間がかかる上にメモリを圧迫する。これをビットマップフォントに変更するだけでウィンドウの展開は劇的に速くなるらしい。
へぇ、そんなワザがあったんだ。知らなかったわ。
当然日本語が使えるものでなければならないが、標準でインストールされているものだとSystemフォントなどがある。しかし私のオススメはTicagoFix。ICQの履歴日本語化ツールと一緒にインストールされるものだな。
このマシンにはICQが入ってないから、インストールした後で削除すればいいのね。
ンな無駄なことはしない。デスクトップのフォントフォルダから移植する。ファイルをコピーするだけだから簡単だ。
何となく無茶な気がする………。
後はヒントをはじめとするすべてのフォントを変更して完成、と。
ちゃんと動くから不思議だわ。
まだ生ぬるいな。MSCONFIGを使うことにしよう。ここからスタートアップ項目を調整すれば………なんだ、必要なもんは一つもねーな。スタートアップそのものを利用しない、と。
おい! それはちょっと問題あるぞ。
再起動しても問題なし。ならばこのままつっこむ!
またいきあたりばったりかよ………
最後に………時計を消す。これでタスクトレイはなにもなくなった。
………そんなWindows、初めてみた。
空きリソースは………ふむ、96%か。とりあえずはこんなもんだな。
絶対、まともな数字じゃないと思う。