皆様、こんばんわ。まったくもってアホです。雑記の原稿を書いたはいいのに、転送し忘れていました。しかし捨てるのはもったいないので、修正してそのまま使わせていただくことにします。もっとも、ほとんど書き直しになってしまいましたが。
時間はずいぶん短縮されたぞ。
さて、HTMLにはちゃんとした文法があるんですがご存知でしょうか。一番使いやすいと思われるのはHTML4.01(日本語訳)ですが、まじめに印刷すると200ページくらいになるという、尋常ではない量があります。
その発展形になると極端に量が減るんだがな。
しかし、HTMLをてきとーに書いてもブラウザはちゃんと表示してくれます。文法に準拠しているとは言い難いですが、ツールを使えば思い通りのページを素早く作ることができるでしょう。現在では、わざわざタグを手打ちする必要なんかないですよね。
私だって全て手打ちする気はないぞ。
管理人はメモ帳ではなくWZ EditorにHTML作成支援のマクロを乗せて使っていますが、それでもソースを直接いじるという点ではメモ帳と同次元かと思います。ワープロ感覚で作れるツールがあるのに使わない。もしかして、マゾですか?
・・・何が言いたい。
HTMLの実体はプレーンテキストですから、およそあらゆるOS上で編集できることが保証されています。ゆえにプラットフォームに異存しない、真の汎用ハイパーテキストフォーマットであることは事実です。確かにエディタでも編集できますが、普段Windowsしか使わないなら、別に編集用ソフトを持っていてもよくないですか?
WZだって「編集用ソフト」だぞ。
エディタ以外の編集用ソフトを利用した場合、そのソフトの使い方を覚えなければなりません。しかしHTMLの膨大な文法を覚えることを考えたら、そんなものはものの数ではありません。そう、今となってはHTMLを手打ちするという行為は特殊と言えましょう。あまつさえ、それを人に押しつけるのは言語道断。
そこまで特殊か?
そうです。こヤツは、研究室サイトの次期管理人にソースの直接編集を伝授しています。使ったことがないから自分も覚えなければならないのは間違いありませんが、オーサリングツール使って教えた方が効率的ってモンでしょう。
スタイルシートをまともに解するツールなんかあるのか?
いわば、自分が一瞬だけ楽するために人を巻き込んだようなもんです。まぁ、教えるのに時間がかかる分、余計苦労しているのは自業自得ですね。それに引き替え次期管理人君はこの圧政によく耐えています。よくぞ無理難題をこなしたとほめてあげるべきですね。
ちゃんとほめてるぞ。
さて、金曜日に宿題を出しました。しかし「この資料を読み、このソースをStrictかつユーザーに優しいものに書き換えよ」って、いくらなんでも無茶じゃありませんか? しかもその「資料」には具体例が一切なく、概念しか書いてありません。ノーヒントよりもタチが悪いです。
その件に関しては反省しきりなんだが・・・。
にもかかわらず、次期管理人君はほぼ正答を導きました。いえ、要求以上だったと言っていいでしょう。自力でHTML-lintにたどり着き、その結果を利用しようとしたのですから。まぁ、使い方がわからないので未遂止まりですけどね。
以前、HTML-lintを使って見せたことはあるぞ。
チェックツールを使い、その結果をフィードバックする。結果としてツールを使わなかったとはいえ、非常に合理的です。しかし「見た目を制御する要素を使ってはならない」という考え方のもと、ツールに頼らずにほぼ正答を導きました。よくぞ管理人の回りくどい能書きを覚えていたものです。
口を酸っぱくして伝えた部分だ。
あたしはこれを見て、ホントに感動を覚えました。管理人は頭をひねってくれればいいやくらいで考えていたみたいですけど、この洞察力というか応用力には、ただ恐れ入るばかりです。
教え方がうまいから。
寝言はほっておくとして、まだHTMLをまじめに教え始めてから1ヶ月しか経っていません。にもかかわらず、ここまで理解しているなんて。これなら安心して引き継げるというものです。次期管理人君にはとんでもない重荷でしょうけれども。