ども、こんばんわ。夏の足音が日に日に大きくなってきている今日この頃、皆様いかがお過ごし………と言うのもちょっと微妙かな。マジ暑い!と思ったら寒気が押し寄せてきて今度は寒いという、よくわかんないお天気だったりしますけど。
それ以前に、梅雨すらまだ来てないのに「夏の足音」はねーだろ。たしか、一太郎の文例集に時候の挨拶があったぞ。
最近の文章書きはWZ EDITORしか使ってないから、そういう機能があるってのをすっかり忘れてたわ。表計算や画像処理ならともかく、ワープロはあんまり用事なかったからねぇ。バージョンアップしたことだし、久し振りに一太郎でも使ってみようかしら。
「使ってみようかしら」で使うようなもんか? 正直、今となってはあんまり出番がないぞ。名刺作成とかなら花子使った方が早いし、仕様書とかはHTMLで書いちゃってるし。
よっぽど凝ったことでもしない限り、HTML + CSS2でたいがいの文書レイアウトはできちゃうからねぇ。プレーンテキストだから検索もしやすいし、スクリプト使って一括整形なんてのもお手の物だし。
間違いなく、万人向けではないだろうが。
HTMLっていえば、3年ぐらい前から放置になってる旧サイト。あそこ、まだ見に来てくださっている方がいるみたいよ。アクセス解析してみたら、あっち経由での訪問が何件かあったみたいだし。それも複数。
5月から試験的に導入した新型カウンタのログだな。
ウチのカウンタって、一時期ものすごい勢いでリセットかかってたのよね。ソース見直してみたら、ファイルロック機構が見事に死んでたという。で、泡食ってカウンタスクリプト書き直して、ついでにアクセス解析機能もつけたのよね。
あれは間抜けだった。でも今度は大崎 博基氏が公開されている排他制御アルゴリズムを導入してみたので、たぶん大丈夫だと思う。
ちなみにこちらのサンプルソースは、アクセス解析の方でもいくつかお借りしています。まだ最終調整中ですので、配備にはしばらくかかると思いますが。で、外部導入事例の第一弾は「銀河帝国ピロ王朝」さんになるんじゃないかと。
あそこのカウンタ、壊れたまんまほったらかしだったからなぁ。まぁ、連休中にはなんとか。
長いことお待たせしてるんだから、ちゃんとやってよね。そうそう、連休で思い出したんだけど、5月5日に皆既月食があるのよね。日本では2001年1月10日以来、3年ぶりの現象らしいわよ。
月食なんざ、部分食含めたら年に一回くらいは見えるもんだと思ってたが。日食ほど珍しいものでもないだろ。
実は回数的にはそうでもないのよね。太陽・月・地球の並んだ図(横浜こども科学館より)を見ると直感的にわかるかな。実際、日食は年間に2〜5回起こるのに対し、月食は0〜3回だそうよ。まぁ、これは全地球的な規模での集計だけど。
"全地球的"というのがポイントだろが。日食と月食では、見える面積がまるで違うぞ。
そう、その通り。月と太陽は見かけの大きさがほとんど同じだから、日食が見える地域ははほとんど線状になるのよね。ところが大きな地球の影に月が入れば月食になるから、夜の地域ならほぼどこでも月食を見ることができるってわけ。
単純計算で50%の地域で見えるわけだから、日本だけに限れば年1回前後起こる確率になるな。なるほど、経験則にほぼ合致する。
余談だけど、地球の影の直径は月の直径の約3倍だそうだから、月の一部だけが欠ける部分月食よりも、すべてが欠ける皆既月食の方が単純計算で1.5倍起こりやすいということになるわね。
部分食の方が起こりやすいと思っていたが、そうでもないんだな。
計算してみると、微妙に誤解してたことがよくわかるわね。ところで今回の月食は、皆既の始まりが日本時間の早朝4時52分に対して、東京の月没が4時45分。関西以西なら皆既まで見えるけど、食の最大の前には沈んじゃうわね。
こういう現象を月没帯食と言うらしいが、珍しいっちゃぁ珍しいわな。地上の風景入れた写真撮ろうと思ったら、ちょうどいいかもしれんぞ。
うーんと………薄闇の中、ビルの上に浮かぶ赤い月かぁ。それはそれで、ちょっと面白いかもね。ちょっと高いところに上るか、西の方が開けたところを探すか。あとは雲が出てこないことを祈るばかりね。
5日の天気予報は………関東や東海では雨が残りそうだ、か。
ちょっとキツいかもしれないわね。さて今回は月食についてお送りしました。こういう時事ネタはもっと早い時期に出すもんだよなぁとか思ったりもしましたが。では今回も参考文献を示しつつ、失礼します。